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中日新聞掲載の大学記事

2012.07.04

ロンドン五輪・パラリンピック出場4選手 市川選手ら健闘誓う 中京大

 中京大からロンドン五輪、パラリンピックに出場する4選手の壮行会が3日、豊田市の豊田キャンパスであった。350人の学生が選手を励ました。

 4人の現役学生が五輪とパラリンピックに行くのは、中京大で過去最多という。市川華菜選手(4年)が代表候補に選ばれていた女子400メートルリレーは同日、五輪の出場が正式に決定。市川選手は「出場が決まってひと安心した。日本の得意なバトンパスを練習して、上位に食らい付きたい」と語った。

 パラリンピックの男子義足200メートルなどに出場する佐藤圭太選手(3年)は、静岡県藤枝市出身。中学3年でユーイング肉腫という病気にかかり、右足を切断。高校から義足をはめて陸上を始め、初出場を決めた。佐藤選手は「障害を負ったときは歩くこともままならなかった。今、こうしていられることがとてもうれしい」と喜んだ。

 男子400メートル障害の中村明彦選手(4年)、同棒高跳びの山本聖途選手(3年)も力強く抱負を述べ、集まった学生から大きな拍手を受けた。 (浅井俊典)

(2012年7月4日 中日新聞朝刊県内版より)

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