受験生に地元の大学の魅力を紹介する「中部の私立大学展」（中日新聞社など主催）が２６日から２日間の日程で、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で始まった。

　県私立大学協会の加盟校をはじめ、岐阜、三重、静岡から４年制大学、短大の計７７校が参加。ガイドブックを配布したほか、個別にブースを設け、担当者が、学部・学科の特色や取得できる資格、入試制度など、受験生の個別相談に応じた。

　県私立大学広報委員会によれば、最近は不況の影響もあり、「授業料が安い」「自宅から近い」「志願者数が少ない」の「安・近・少」の大学が好まれる傾向があるという。関東、関西圏から、地元回帰している流れに乗ろうと、各校ともＰＲに力を入れていた。

（2012年5月27日　中日新聞朝刊県内版より）