愛院大と名城大が先勝した。すでに優勝を決めている愛院大は先発の萩原大起投手（３年・常葉学園菊川）が８イニング１失点と好投し、名商大に３−１で競り勝った。５勝目を挙げた萩原は防御率０．８１となり、最優秀防御率争いでも首位をキープ。勝ち点２同士の対戦は、名城大が愛大を５−３で振り切った。

■無欲で結果待ち　萩原　最優秀防御率争い

　愛院大の先発右腕・萩原は５勝目を挙げるとともに、最優秀防御率争いでもトップを守った。だが、０．８６の名城大・下平とは僅差。萩原はこの日が最終登板となる可能性もあるが、下平は２０日の愛大戦で登板する見込み。下平の結果次第では逆転される場合もあるが、萩原は「周囲から言われるけど、意識したら駄目」と無欲の姿勢を貫いた。

▽１回戦（愛院大１勝）
名商大　０００１０００００―１
愛院大　１２００００００ｘ―３

▽１回戦（名城大１勝）
名城大　０２０１２００００―５
愛大　２０００００００１―３

（2012年5月20日　中日スポーツ25面より）