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中日新聞掲載の大学記事

2012.01.12

愛知医科大 長久手、北名古屋市と連携へ 医療講座や健康データ活用

 愛知医科大(長久手市)は、長久手市と19日、北名古屋市とは25日、人的支援や福祉の充実を盛り込んだ包括的な連携協定をそれぞれ結ぶ。医療講座を通じ両市の生涯学習を推進。住民の健康データを活用し、研究や人材育成にもつなげる。愛知医科大が自治体と協定を結ぶのは初めて。

 長久手市とは、大学で開いている市民向けの医療講座、大学病院の医師による幼児検診を始め、既に連携している事業を強化。北名古屋市とは、大学が市内で医療講座を開催したり、市民への健康診断や生活習慣のアンケート結果を、市が提供したりする。市が認知症予防として進めている心理療法「回想法」事業の一環として、学生と高齢者の交流も検討している。

 長久手市は2008年度から取り組む総合計画で市内の大学との連携強化を目指してきた。北名古屋市も愛知医科大の看護学生を職場体験で受け入れるなど交流が続き、今回の協定につながった。  (添田隆典)

(2012年1月12日 中日新聞朝刊県内版より)
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