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中日新聞掲載の大学記事

2011.11.19

旧保育園に遊びの空間 常滑で始まる 名古屋芸大生が企画

 今春閉園した常滑市栄町の旧常滑北保育園で18日、名古屋芸術大(北名古屋市)の学生が企画するイベント「プリミティブアートこどもの時間」が始まった。20日まで、無料。

 名芸大と同市は、9月に連携協定を結んだばかり。廃止した施設の活用が具体的な活動案として盛り込まれており、今回が締結後の第1弾で、20人ほどの学生と卒業生らが、6月から準備を進めた。

 裏がスタンプになったゲタで室内を歩く「ぺたんぷ」、世界各国の手作りおもちゃ展などで、7つの教室に遊びの空間を演出した。図書室には、親子がマイペースで絵本を読めるよう、跳び箱やシーソーをイメージした家具を置いた。

 初日は、近くの瀬木保育園の園児120人が訪れ、見て回った。企画のリーダーを務めた卒業生の丸山明日香(あすか)さん(27)は「楽しい思い出をつくってほしい」と目を細めた。(福本雅則)

(2011年11月19日 中日新聞朝刊知多版より)
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