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中日新聞掲載の大学記事

2011.10.26

テレビ塔からネット放送 市と共同で開局 大学生が情報発信

 市と市内の大学生が共同でインターネット放送局「ナゴヤタワーチャンネル」を開局する。電波塔としての役目を終えたテレビ塔が、塔内に仮設スタジオを提供。学生たちが若者に役立つさまざまな情報を発信し、都心部のにぎわい創出につなげたいという。29日に開局する。

 市の中期戦略ビジョンに盛り込まれた、若者が集う街づくりの一環。市内など13大学で組織する「NAGOYA学生タウン構想推進委員会」のメンバー35人が運営に当たる。仮設スタジオから動画サイトを通じて、リアルタイムで画像を配信をする。

 初回放送のタイトルは「映画を見よう!知ろう!語ろう!」。名古屋地区で映画製作に関わる学生の紹介や作品の予告編のコンテスト、映画監督田中博之さんと学生が映画の魅力を語り合う座談会などがある。

 来年2月までに計4回の実験放送を行い、来年度の本格導入を目指す。取材用などの放送機材は市が貸し出す。

 25日に市役所で会見した推進委員会の森大輔代表(名古屋大法学部4年)は「テレビ塔に行けば、学生が何かやっているという名古屋にしたい」と抱負を述べた。

 同席した大沢和宏・名古屋テレビ塔社長は「テレビ塔のみならず、栄地区の発展につながれば」と期待した。「NAGOYA TOWER CHANNEL」で検索。(林浩樹)

(2011年10月26日 中日新聞朝刊市民版より)
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