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中日新聞掲載の大学記事

2011.08.31

若者投票アップ 中京大生が提案 県選管に

 中京大(名古屋市昭和区)の学生たちが30日、同市中区の県自治センターで、若者の投票率アップを目指す県選挙管理委員会に、大学生の視点で考えた対策を提案した。

 同大総合政策学部の市島宗典准教授(政治学)のゼミに所属する2年生4人が、県選管から依頼を受けて4月から、若者が選挙に行かない理由や投票率アップ策などを研究した。その成果を、県選管委員ら40人に披露した。

 学生たちは、他の自治体の取り組みも紹介し、講演会など参加者募集型の啓発活動は効果が薄いと指摘。あいち戦国姫隊など、若者の関心を引くグループを積極的に啓発イベントに起用するよう提案した。大勢の若者が利用する駅に期日前投票所を設ける案も出し、「学校帰りなどに投票できる利便性がメリット。各市で1カ所ずつ設けては」と提言した。

(2011年8月31日 中日新聞朝刊19面より)
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