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2011.08.05
心の思い音にたくして 岐阜で障害児 手作り楽器で表現
自閉症やダウン症を抱える子どもたちに音で心の思いを表現してもらう音楽会が2日、岐阜市太郎丸の岐阜女子大で開かれた。
同大の水野伸子准教授が、各地で幼児や障害児を対象に音楽会を開催する中で知り合った愛知県一宮市の障害児と保護者のグループ「しょうがいを地域で考える・一宮っ子の会」の親子44人を招いた。
幼稚園や小学校の教諭を目指す同大の初等教育学専攻の学生40人も参加。障害児1人1人に付き添い、大きく低い音が出る糸電話のような楽器づくりや演奏を手伝った。障害児らは水野准教授が演奏するピアノ伴奏に合わせて手作り楽器を鳴らしたり、新聞紙を打楽器のようにたたいてリズムを取ったりした。
ピアノの強弱とともに音の大きさを変え、合奏のような一体感を持った演奏を繰り広げた。水野准教授は「言葉がうまく話せなくても、音楽を通じて互いの気持ちや思いを共有してくれたのでは」と話していた。(寺本康弘)
(2011年8月5日 中日新聞朝刊岐阜近郊総合版より)
同大の水野伸子准教授が、各地で幼児や障害児を対象に音楽会を開催する中で知り合った愛知県一宮市の障害児と保護者のグループ「しょうがいを地域で考える・一宮っ子の会」の親子44人を招いた。
幼稚園や小学校の教諭を目指す同大の初等教育学専攻の学生40人も参加。障害児1人1人に付き添い、大きく低い音が出る糸電話のような楽器づくりや演奏を手伝った。障害児らは水野准教授が演奏するピアノ伴奏に合わせて手作り楽器を鳴らしたり、新聞紙を打楽器のようにたたいてリズムを取ったりした。
ピアノの強弱とともに音の大きさを変え、合奏のような一体感を持った演奏を繰り広げた。水野准教授は「言葉がうまく話せなくても、音楽を通じて互いの気持ちや思いを共有してくれたのでは」と話していた。(寺本康弘)
(2011年8月5日 中日新聞朝刊岐阜近郊総合版より)
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