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お知らせ  2026.07.07

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「戦争を防ぐために、 国際交流を重んじて」 黒い雨で被爆の森川さん 椙山女学園大で公開講座

被爆体験を語る森川さん=千種区の椙山女学園大で

被爆体験を語る森川さん=千種区の椙山女学園大で

 広島県出身で原爆投下直後に降った「黒い雨」によって被爆した森川高明さん(87)の公開講座が千種区の椙山女学園大で開かれ、「戦争を防ぐために、国際交流を重んじなければならない」と説いた。

 森川さんの父は爆心地から1キロの屋内で被爆。母とともに被爆直後は生き残ったものの放射線の影響でガンを患い、2人とも60代で亡くなった。森川さん自身は爆心地から10キロほど離れた場所で被爆し、79歳で前立腺がんを罹患(りかん)。「放射線の恐怖は今も抱き続けている」と語った。

 2016年に世界一周クルーズの「ピースボート」に乗り、英国やベルギー、オランダなどで被爆体験を証言するなど、積極的に国際交流を図ってきた森川さん。「本当の平和は過去の戦争の歴史的事実から導かれる。戦争の再発を未然に防ぐことが平和へつながる」。過去の戦争がなぜ起こり、どんな悲劇を生んだかを知る重要さを指摘した。

 聴講した生活科学部1年の赤羽穂乃佳さん(19)は「平和のためには人種に関係なく同じ人間として接することが大切だと学べた」と話した。 (日暮大輔)

(2026年7月7日 中日新聞朝刊市民総合版より)
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