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学生活動 2026.04.04
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障害のある子ども 力合わせ歌と演奏 愛知淑徳大生企画 音楽会

子どもたちの演奏を画面を通して見守る保護者ら=長久手市の愛知淑徳大で
■日進の放課後デイ 鑑賞の保護者ら オンラインで結ぶ
音楽会は同大の学生団体「しゅくぐる」による企画。しゅくぐるは、日進市浅田平子のNPO法人「じゃんぐるじむ」が運営する放課後デイサービスに通う知的障害などがある子どもたちと週1~2回交流している。
子どもたちは情操教育の一環などで日ごろ歌やハンドベルに取り組んでいるものの、発表する場がなかった。保護者らにも見てもらおうと初めて計画。子どもたちは夏休みごろから半年以上かけて練習を重ねた。
3月18日の音楽祭当日。普段と環境が違うことで混乱しないよう配慮し、子どもたちはいつも通り日進市の放課後デイサービスの場所で演奏。長久手市の会場とオンラインでつなぎ、保護者らはスクリーンの前で鑑賞した。
演奏には小学1年から中学3年までの約20人が、それぞれできる範囲で参加した。1曲目にアニメソング「夢をかなえてドラえもん」を合唱。2曲目にハンドベルで合唱曲「Believe」を演奏し、最後に童謡「ありがとうの花」を歌った。
曲の間には練習に励んだ様子の映像も流れた。息を合わせて全力で演奏する様子に、涙ぐみながら画面を見つめる保護者も見られた。小学3年の男児の母親は「ちゃんとみんなと音を合わせて演奏していて、『大きくなったな』と感動した」と声を詰まらせた。
しゅくぐるのメンバーで大学2年の高木葉香(はこ)さん(20)は「お母さんたちが見ているからか、いつもより生き生きしているように見えた。保護者の方にも見てもらえてよかった」と話した。
(2026年4月4日 中日新聞朝刊市民総合版より)