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学生活動  2025.10.24

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ミャンマー支援 コーヒー豆販売 名城大生、26日に栄のイベントで

ミャンマーのコーヒー豆をイベントで販売する学生たちと宮下准教授(前列左)=東区の名城大で

ミャンマーのコーヒー豆をイベントで販売する学生たちと宮下准教授(前列左)=東区の名城大で

 軍事クーデターによる社会の不安定化や地震などの災害に苦しむミャンマーの国民を支援しようと、名城大外国語学部の学生たちが26日、栄のオアシス21で開かれる国際交流イベント「ワールド・コラボ・フェスタ2025」で同国産のコーヒー豆を販売する。

 学生たちは宮下大夢准教授のゼミで、世界の貧困や難民の問題に対応した国際協力などについて学んできた。一昨年からミャンマーの貧困地域でコーヒー豆栽培を支援するNPO法人と協力し、大学祭などで販売してきた。

 今回もゼミの3年生12人が参加し、ドリップタイプのコーヒー豆を1袋250円で販売する。売り上げの一部はNPO法人を通じて現地に届ける。ミャンマーでは、人道支援を必要とする人が人口の3分の1に当たる1990万人に達するという。

 3年の競樹弘さんは「クーデターや天災など厳しい中でも頑張ってコーヒーを育てている現実を知ってもらい、互いに何ができるのかを考えるきっかけにしたい」と話す。

 フェスタは25、26の両日開かれる。(吉田幸雄)

(2025年10月24日 中日新聞朝刊市民版より)
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