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学生活動 2025.09.26
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一筆啓上賞の魅力 愛大生が広報戦略 福井・坂井市職員ら審査

「一筆啓上賞」の魅力を発信する広報物で最も高い評価を受けた「ほや丸フラッシュ」の学生たち=中村区の愛知大で
一筆啓上賞は40文字以内で書く日本一短い手紙コンクールで、「失敗・成功」がテーマの今年で33回目。発表会は福井県との就職支援協定に基づく講義の一環で、学生13人が3チームに分かれ、賞の魅力発信をテーマに6月から広報物の制作に取り組んできた。8月には1泊2日で坂井市を訪れ、取材や資料集めに力を入れた。
この日は、3チームがそれぞれ動画やチラシなどの成果を発表。魅力を伝えたい層や広報物の強みもプレゼンし、賞を主催する公益財団法人丸岡文化財団や坂井市の職員が審査した。
大人向け、子ども向けが一つになったパンフレットで最も高い評価を受けた「ほや丸フラッシュ」の法学部2年中根愛乃さん(20)は「今まで訪れたことのない土地の魅力を知ることができた。納得のいくものが完成したのでうれしい」と話した。
財団の杉田雅博事務局長(63)は「学生の皆さんの広報戦略から新たな気付きを得られた」と話し、出来栄えの良さに感心していた。(石川愛理)
(2025年9月26日 中日新聞朝刊市民版より)