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中日新聞掲載の大学記事

イベント  2025.09.19

防犯ボランティア 学生の団体が交流 名古屋でセミナー

グループディスカッションで意見を交わす学生ら=名古屋市東区のウィルあいちで

グループディスカッションで意見を交わす学生ら=名古屋市東区のウィルあいちで

 大学生が中心となって活動している学生防犯ボランティアの親睦を深めようと、愛知県警は名古屋市東区のウィルあいちで交流セミナーを開いた。県内外の7団体から約20人が参加し、日ごろの取り組みを発表した。

 県警生活安全総務課によると、県内では2024年末時点で2544団体の防犯ボランティアがあり、約11万7千人が所属しているが近年は減少傾向だという。メンバーの高齢化や活動のマンネリ化が課題になっているといい、学生ボランティアを含めた若い世代の確保が急務となっている。

 交流セミナーは16日にあり、愛知県内の6団体と、京都府内の学生で構成する「ロックモンキーズ」が参加。中京大の学生が中心の「APP」と愛知大の「愛大防犯POLICE」は闇バイトの危険性を訴えるショート動画を製作したと報告した。グループディスカッションもあり、学生ボランティアの活性化に向けた対策について話し合った。

 中京大4年でAPP前代表の近藤大希さん(21)は「ふだんは他団体との交流はあまりないので新鮮だった。まねできるところは後輩に伝えていきたい」と話した。

(2025年9月19日 中日新聞朝刊県内総合版より)
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