HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > お知らせ
お知らせ 2025.09.18
再利用の取り組み紹介 名古屋で廃棄物資源循環学会

市民展示で「GAIA」での取り組みを紹介する永井さん(右)=名古屋市千種区の名古屋大東山キャンパスで
約600人が集まり、学生らによる発表のほか、東海地方などの市民団体19組の活動の発表もあり、微生物の働きで生ごみなどの有機物を堆肥に変える「コンポスト」の活用を進める市民団体などが出展した。希少資源を再利用できるよう、接合部分と剝離がしやすい接着剤を扱う企業なども参加。産学官の幅広い取り組みを紹介することで、ものづくりや人材育成などの面で、いっそう連携を深めていく狙いがある。
出展団体の一つで、多様な生物が共存できる環境を目指し、学生を中心に約100人が参加する「GAIA(ガイア)」の副リーダーの大学3年永井隼人(はやと)さん(21)は、元々魚類などの生き物が好きで、生き物を取り巻く環境にも着目し、2年前から活動を始めた。永井さんは「持続的に活動を続けていきたい」と話した。
18日には、東山キャンパスの豊田講堂で特別講演がある。石川県珠洲市副市長の金田直之さんが「能登半島地震から“20カ月”の現在地」、岐阜薬科大名誉教授で元愛知県副知事の稲垣隆司さんが「愛知万博における環境保全対策とその成果の継承・発展」をテーマに話す。参加無料。事前申し込み不要。(伊藤聖笑)
(2025年9月18日 中日新聞朝刊県内総合版より)
その他の中日新聞掲載の大学記事
お知らせ 2025.09.18