HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > スポーツ
スポーツ 2025.07.09
この記事の関連大学
憧れの先輩 一緒にプレー 中部大ハンド部とプロ経験OBら

3試合を終えたOBと部員ら=春日井市松本町の中部大で
同大ハンドボール部は多くのプロ選手を輩出する強豪。OBらは3試合を行い、代わる代わる出場する現役部員約50人を迎え撃った。竹内さんと岡元さんは、同大が全日本インカレで唯一優勝した2014年の中心選手。この日はけがの影響で2人ともプレーはできなかったものの、部員たちは憧れの先輩を前に目を輝かせ、試合の合間を縫ってしきりに質問していた。
OB戦を終え、平野凌斗主将(4年)は「トップリーグでプレーしていた人のすごさを知れて良かった。残り少ない学生ハンドボールをやり切って、プロの道に進めるようにしたい」と意気込んだ。
岡元さんは「自分の選手人生を振り返ってみても、試合に出られないときこそ、プレーを見つめ直すチャンス」、竹内さんは「自分たちの代より個々の能力が高く、今日のプレーを見て安心。悔いがないようやりきって」と激励した。(伊藤純平)
(2025年7月9日 中日新聞朝刊近郊版より)