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学生活動 2025.05.28
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椙山大生考案 かんたん離乳食 千種区レシピ冊子 献立多数 栄養に配慮

制作に携わったレシピ冊子を手にする山田さん(左)と神谷さん=千種区の椙山女学園大で
区は同大と協力し、2021年にレシピ冊子の制作を始めた。第5弾の今回は管理栄養学科の学生10人余が中心となってレシピを考案した。
A5判16ページで、「初期」から「完了期」までの4段階に分け、離乳食の作り方を紹介。保護者の要望に応え、献立例も多く掲載した。それぞれのレシピには、タンパク質や鉄、炭水化物などがどの程度取れるか確認できるよう栄養価の表も添えた。
4年の山田梨世(りせ)さん(21)は豆腐と野菜のスープなどを担当。「電子レンジや下処理が簡単な食材を使い、忙しくても作りやすいようにした。少ない量で栄養をしっかりとれるようにするのが難しかった」と振り返る。
同じく4年の神谷莉子さん(21)はアボカドとヨーグルトのディップソースなどを考えた。「子どもが食べやすい味を目指した。レシピ冊子がいろいろな食材を試してもらうきっかけになれば」と話した。(問)区民生子ども課=052(753)1873(片岡典子)
(2025年5月28日 中日新聞朝刊市民総合版より)