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学生活動 2025.05.14
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「児童虐待なくそう」 リボンに願い 金城学院大生がポスター制作

児童虐待防止を呼びかける上村教授(後列左)と学生たち=名古屋市守山区の金城学院大で
制作したのは、上村千尋教授のゼミの2~4年生36人。ゼミでは保育士や幼稚園・小学校教諭を目指すメンバーが多く、「子どもの権利」をテーマに虐待についても学んでいる。
学生たちは手分けして、小さなオレンジリボンや、ハート形やリボン形の折り紙作品を多数制作。これらを大判の紙に貼り、大きなオレンジリボンを形作った。4年沢日茉莉(ひまり)さん(21)は「子どもの権利や虐待防止について見る人が考えるきっかけになれば」と話す。
ゼミでは今後、虐待を受けた子どもが入所することもある乳児院の職員との意見交換も計画。上村教授は「活動を通じ、学生たちに『子どもは尊厳を持った一人の人間』という価値観を学んでほしい」と願う。(片岡典子)
(2025年5月14日 中日新聞朝刊県内総合版より)