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イベント 2025.03.30
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名城大生ら7人 夢や挑戦を発表 開学100年へ大会

自身の挑戦や夢について発表する学生=名古屋市天白区の名城大で
最優秀賞は、大学院農学研究科博士課程2年の加藤大志(ひろゆき)さんが受賞。キノコの研究を通じて得た発見を紹介し「キノコは枯れた木を分解する『森の掃除屋』として重要な存在。この力は私たちの社会を守る大きな鍵になる」と語った。「研究にはロマンがある」という恩師の言葉に触発され、世界初となる酵素の働きを解明した実績も披露した。
このほか、薬剤師を目指すだけでなく国際交流などに挑戦して視野を広げた体験や、ポーカーを使った認知症予防の取り組みと英国の高齢者施設でのボランティアの経験を話す学生らもいた。
大会は昨年に続き2回目の開催で、学生や教職員ら約130人が来場。小原章裕学長や卒業生ら6人が先見性や多様性などの観点で審査した。
(2025年3月30日 中日新聞朝刊県内総合版より)