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大学野球 2024.11.04
大学野球 3連盟王座決定戦 決勝 中部大×名城大

サヨナラの適時打を放って喜ぶ中部大の村木(中)=名古屋市のパロマ瑞穂野球場で
中部大は3-3の9回、代打の村木がサヨナラの内野安打を放った。名城大は1-3の7回、朝岡の左翼線への2点適時打などで逆転した。
■中部大・村木サヨナラ打
内野安打でサヨナラを呼び込んだ中部大の主将村木は「決めちゃいました。うれしいっす」と無邪気に喜んだ。3-3の9回1死一、三塁で代打で打席に立った。初球のカットボールを振り抜き二塁強襲の内野安打。一塁を駆け抜け、跳びはねながら仲間との歓喜の輪をつくった。
昨秋に右足の甲を骨折した影響で、リーグ戦は主に指名打者で出場した。指名打者制ではない王座決定戦では、代打の切り札として出番を待ち、期待に応えた。神宮大会まであと1勝。「みんなの思いを背負って打席に立つ」と意気込んだ。
(2024年11月4日 中日新聞朝刊19面より)