大垣女子短大の学園祭をＰＲする委員たち＝大垣市藤江町の中日新聞大垣支局で

　大垣女子短大（大垣市西之川町）は２６日、岐阜協立大（同市北方町）は１１月９、１０の両日、一般向けに公開する学園祭をそれぞれ開く。いずれも学生たちが趣向を凝らし、大人から子どもまで幅広く楽しめる催しを展開する。（冨沢桃子）

　大垣女子短大の「みずき祭」の今年のテーマは「彩煌（さいこう）」。「４学科ごとのカラーを出し、一人一人がきらめく最高の学園祭に」と願いを込めた。

　音楽総合科のマラソンコンサートや幼児教育科による子ども向けの秋の縁日など、学科での学びにちなんだ企画をそろえる。クラスやサークルによる模擬店や展示もある。

　大学祭の企画や運営を進めてきた学友会委員で２年の石山ゆめのさん（１９）は「子どもを中心に幅広い年代の方が楽しめる企画が多い。地域の皆さんに来てほしい」と呼びかけている。午前１０時～午後３時。入場無料。

■来月９、１０日　岐阜協立大　豪華景品ビンゴ大会も

　岐阜協立大の学園祭は、豪華景品が当たるビンゴ大会が目玉。昨年は子どもからお年寄りまで会場の講堂が人であふれるほどの大盛況だったという。他にも模擬店や研究発表、クイズ大会、カラオケ大会など、一般参加者も楽しめる企画を充実させる。

　新企画は３人制バスケットボールチーム「垂井レイザーバックス」の選手と対決できる３ポイントシュート大会。学生以外でも飛び入り参加できる。

　学園祭実行委員長で３年の福崎映斗さん（２１）は「体育会の印象が強い大学。祭りの盛り上げにも全力を注ぐ学生の姿を地域の皆さんに見てほしい」と力を込める。午前１０時半～午後６時半。入場無料。

（2024年10月23日　中日新聞朝刊西濃総合版より）