壇上でエールを受ける選手ら＝関市桐ケ丘の中部学院大関キャンパスで

　中部学院大からスポーツの全国大会に出場する４部の壮行会が６日、関市桐ケ丘の関キャンパスで開かれた。集まった学生や教職員ら約２００人を前に、全日本大学野球選手権大会に出場する硬式野球部の森翔太郎主将（２１）＝４年＝は「日本一を目指す」と力強く宣言して、昨年の８強を上回る目標を掲げた。大会は１０日に開幕し、初日に神宮球場で東海大九州と戦う。

　全国大学ゴルフ対抗戦に出場するゴルフ部の河辺匠主将（２１）＝同＝は「応援よろしくお願いします」と呼びかけた。競技は北海道苫小牧市で１９日に始まる。剣道部は東西対抗試合を兼ねた全日本学生剣道選手権大会に２人、空手道部は全日本学生空手道選手権大会に９人が出場する。

　江馬諭学長（７２）は「中部学院大ここにあり、と全国大会で示して」と激励。学生の活躍に期待を込めた。

　中部学院大は関市と各務原市にキャンパスを構えており、５日には硬式野球部の一行が両市長を表敬訪問した。（藤野治英）

（2024年6月7日　中日新聞朝刊岐阜近郊版より）