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大学野球  2024.04.22

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大学野球 愛知春季L 中部大、中京大 先勝

 春季リーグの1部は20日、名古屋市のパロマ瑞穂野球場で2試合が行われ、中部大が10-4で名城大に、中京大が1-0で愛知東邦大にそれぞれ先勝した。

 中部大は1回に清水智が2ランを放つなど計15安打で突き放した。名城大は5回と7回に反撃したが、続かなかった。

 中京大は5回に桑原の中前適時打で挙げた1点を高木が完封して守り切った。愛知東邦大は得点圏に4度走者を進めたが、本塁が遠かった。

■中京大・桑原が決勝打

 不調だった4番が決勝打を放った。5回2死三塁の好機で中京大の桑原が中前打。これが両チーム唯一の得点となった。開幕戦で完全試合を達成したエース高木はこの日も好投。直近の試合でも好投しながら打線が援護できていなかっただけに、桑原は「おんぶに抱っこだった。勝てて良かった」と喜んだ。

 昨秋は打率3割8分5厘で首位打者を獲得。だが、今季はここまで2割3分5厘と苦しんでいた。バットの軌道を見直し、この日は1回と8回にもヒットを放って3安打。主将も務める大黒柱は目標の大学日本一に向け「意地でも調子を上げる」と意気込んだ。

 =中日新聞社後援

▽パロマ瑞穂 1回戦(中部大1勝)
中部大 320230000|10
名城大 000030100|4
(部)津波、小川、久保庭、南-清水智
(城)岩井、今井、永田-谷、野田、大橋
本塁打 清水智(部)

▽同(中京大1勝)
中京大 000010000|1
愛知東邦大 000000000|0
(京)高木-森瀬
(邦)森-市岡

(2024年4月21日 中日新聞朝刊19面より)

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