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お知らせ 2024.01.30
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「エルラド」の利用開始
■岐阜医療科学大 研究データを集約
岐阜医療科学大(関市市平賀)は、さまざまな研究データを集約するプラットフォーム「L-RAD(エルラド)」の利用を開始したと発表した。県内の大学で初めてとしている。エルラドは、国などに科学研究費を申請したものの不採択となった研究のデータを集約。会員企業が検索、閲覧することができる。研究者のアイデアが予算化される可能性が広がり、共同研究創出の加速が期待される。
エルラドは現在、製薬などの11社が会員企業となっている。科学技術分野で教育や人材育成、創業などを支援する企業「リバネス」(東京)が2016年に立ち上げ、運営する。
岐阜医療科学大とリバネスは25日に同大で会見し、昨年10月に協定を締結して利用を進めてきたと明かした。山岡一清学長は「今までは教育が主だった。研究もこれから重要になる。その中で研究費を得るのが難しい」と現状を説明。「日の当たらない研究にも興味を示してもらえる企業と出合い、連携して成果を上げたい」と意欲を見せた。リバネスの高橋宏之執行役員は「企業と大学の橋渡しをし、研究の社会実装に向けた動きを加速させたい」と述べた。(金田侑香璃)
(2024年1月30日 中日新聞朝刊岐阜県版より)
岐阜医療科学大(関市市平賀)は、さまざまな研究データを集約するプラットフォーム「L-RAD(エルラド)」の利用を開始したと発表した。県内の大学で初めてとしている。エルラドは、国などに科学研究費を申請したものの不採択となった研究のデータを集約。会員企業が検索、閲覧することができる。研究者のアイデアが予算化される可能性が広がり、共同研究創出の加速が期待される。
エルラドは現在、製薬などの11社が会員企業となっている。科学技術分野で教育や人材育成、創業などを支援する企業「リバネス」(東京)が2016年に立ち上げ、運営する。
岐阜医療科学大とリバネスは25日に同大で会見し、昨年10月に協定を締結して利用を進めてきたと明かした。山岡一清学長は「今までは教育が主だった。研究もこれから重要になる。その中で研究費を得るのが難しい」と現状を説明。「日の当たらない研究にも興味を示してもらえる企業と出合い、連携して成果を上げたい」と意欲を見せた。リバネスの高橋宏之執行役員は「企業と大学の橋渡しをし、研究の社会実装に向けた動きを加速させたい」と述べた。(金田侑香璃)
(2024年1月30日 中日新聞朝刊岐阜県版より)
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