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学生活動  2023.08.05

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若者にうける和菓子 試行錯誤 愛大生×亀屋芳広 キャラメル味わらび餅発売

新商品を考案した(左から)平岡さん、三浦さん、冨本さん=名駅の名鉄百貨店本店メンズ館1階「名鉄商店」で

新商品を考案した(左から)平岡さん、三浦さん、冨本さん=名駅の名鉄百貨店本店メンズ館1階「名鉄商店」で

 愛知大生のアイデアを基に、熱田区の和洋菓子店「亀屋芳広」が製作した新商品「のびーる生キャラメる?」が、4日から、名駅の名鉄百貨店本店メンズ館1階の土産物店「名鉄商店」で販売されている。

 中身はキャラメル味のわらび餅で、数十回混ぜると粘り気が増し、生キャラメルのような食感が楽しめる商品。途中で、付属の「パリパリキャラメル」を砕いて加えることで、一味違った食感を感じられる。

 考案したのは、同じサークルで活動する経営学部2年の三浦晃裕さん(21)、平岡芽唯さん(20)、冨本紗加さん(20)、小林珠弓さん(20)と、国際コミュニケーション学部2年の上村遥さん(19)の5人。

 三浦さんが約1年前に亀屋芳広の花井芳太朗社長と対談した際に、若者と和菓子が縁遠い現状に気がつき、「若者の一人として課題解決の手助けができないか」と思い立ち、仲間たちに声をかけた。

 5人は、商品開発が始まった今年1月から約7カ月間で八度、亀屋芳広本店に足を運び、同社の担当者らと案を練った。「どんな味が若者にうけるのか」「SNSで人気になるには」などのコンセプトを考えたり、試作品を食べたりして、試行錯誤を繰り返した。

 三浦さんはメンバーを代表し、「若者向けに考えた商品だが、全員楽しめる。気軽に手に取ってほしい」と話した。

 (古畑克真)

(2023年8月5日 中日新聞朝刊市民版より)

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