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学生活動 2023.07.08
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端材と無垢材 どうしよう… でこぼこ卓球だ!! 岡崎製材 愛院大生と大会企画
木の端材を再利用したラケットを使い、個性豊かな形の無垢(むく)材を天板とする卓球台による「でこぼこ卓球大会」が8日、岡崎製材(岡崎市戸崎元町)で開かれる。愛知学院大(日進市)の学生13人が企画、ルールづくりを担い、大会の運営に一役買った。(服部壮馬)
大会には、事前に応募した15家族48人が参加する。広報担当の同大心身科学部3年の渡辺歩花(ほのか)さん(21)は「誰も経験したことのないスポーツ。みんなが楽しめる大会にしたい」と話す。
約200種類5万点の多種多様な木材を取り扱う同社では、製材、加工の段階で発生する端材の活用に取り組んできた。大会は学生の柔軟な発想を生かしており、同社経営企画室の上田萌子さん(27)は「私たちだけでは思い付かないアイデアを提案してくれた」と振り返る。
大会は、ダブルス形式で、制限時間内に得点を多く取ったチームが勝ち。制限時間は4分で、2分ごとにラケットとコートを交代する。卓球台に使用する天板は穴が開いていたり、二股に分かれていたり、三日月形だったり、素材本来の形をそのまま生かした9台を用意した。
ラケットは学生のデザインを基に、同社が製作。ウォールナットやケヤキ、パープルハートなどの端材を使い、通常よりも大きめのものから、持ち手のない手型、中央に穴の開いた花型のものまで、ラケットの形も木材の種類もそれぞれ異なる。
運営を担う同学部3年の牧野向日葵(ひまり)さん(20)は「運営する自分たちも楽しみながら、来てくれるお客さん全員に楽しんでほしい」と意気込む。上田さんは「木の再利用とスポーツを掛け合わせた『もくスポ』の取り組みを今後も広げていきたい」と語った。
(2023年7月8日 中日新聞朝刊西三河版より)
大会には、事前に応募した15家族48人が参加する。広報担当の同大心身科学部3年の渡辺歩花(ほのか)さん(21)は「誰も経験したことのないスポーツ。みんなが楽しめる大会にしたい」と話す。
約200種類5万点の多種多様な木材を取り扱う同社では、製材、加工の段階で発生する端材の活用に取り組んできた。大会は学生の柔軟な発想を生かしており、同社経営企画室の上田萌子さん(27)は「私たちだけでは思い付かないアイデアを提案してくれた」と振り返る。
大会は、ダブルス形式で、制限時間内に得点を多く取ったチームが勝ち。制限時間は4分で、2分ごとにラケットとコートを交代する。卓球台に使用する天板は穴が開いていたり、二股に分かれていたり、三日月形だったり、素材本来の形をそのまま生かした9台を用意した。
ラケットは学生のデザインを基に、同社が製作。ウォールナットやケヤキ、パープルハートなどの端材を使い、通常よりも大きめのものから、持ち手のない手型、中央に穴の開いた花型のものまで、ラケットの形も木材の種類もそれぞれ異なる。
運営を担う同学部3年の牧野向日葵(ひまり)さん(20)は「運営する自分たちも楽しみながら、来てくれるお客さん全員に楽しんでほしい」と意気込む。上田さんは「木の再利用とスポーツを掛け合わせた『もくスポ』の取り組みを今後も広げていきたい」と語った。
(2023年7月8日 中日新聞朝刊西三河版より)