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お知らせ 2023.06.24
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地域のデジタルアーカイブ構築 課題見つけ考察 伊那西高と岐阜女子大 協定
伊那西高校(伊那市)と岐阜女子大(岐阜市)は22日、伊那市内の文化遺産を電子データ化して保存するデジタルアーカイブの構築に取り組み、地域課題の学習を深める高大連携協定を結んだ。
同大はデジタルアーカイブの教育に力を入れており、昨年度末、同高でデジタルアーカイブの基礎を学ぶ授業をしたのをきっかけに連携、協力することになった。
同高では、2年生のクラスでデジタルアーカイブの構築を進める。具体的なテーマは今後検討するが、生徒たちが文化財などを写真に収め、説明文を作成して資料収集する。活動の中から地域課題を見つけだし、必要な取り組みを考察する動画を制作する予定だ。
同高で調印式があり、出野憲司校長と協定書を交わした松川礼子学長は「地域資源のデジタルアーカイブは、地域のさまざまなことを再発見し、理解を深めていく重要な教育活動。高大連携は課題探求型の学習の全国モデルになりうる」と述べた。同高2年の福沢世莉歩さん(16)は「学びを通して地域の問題解決や、これからの自分たちの生き方の探究につなげていきたい」と意欲的に話した。(中沢稔之)
(2023年6月24日 中日新聞朝刊アルプス版より)
同大はデジタルアーカイブの教育に力を入れており、昨年度末、同高でデジタルアーカイブの基礎を学ぶ授業をしたのをきっかけに連携、協力することになった。
同高では、2年生のクラスでデジタルアーカイブの構築を進める。具体的なテーマは今後検討するが、生徒たちが文化財などを写真に収め、説明文を作成して資料収集する。活動の中から地域課題を見つけだし、必要な取り組みを考察する動画を制作する予定だ。
同高で調印式があり、出野憲司校長と協定書を交わした松川礼子学長は「地域資源のデジタルアーカイブは、地域のさまざまなことを再発見し、理解を深めていく重要な教育活動。高大連携は課題探求型の学習の全国モデルになりうる」と述べた。同高2年の福沢世莉歩さん(16)は「学びを通して地域の問題解決や、これからの自分たちの生き方の探究につなげていきたい」と意欲的に話した。(中沢稔之)
(2023年6月24日 中日新聞朝刊アルプス版より)