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学生活動  2023.06.20

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かるたで学ぶ 地元の米作り 日進・はくさん幼稚園で大会

白熱した戦いを繰り広げる園児たち=日進市藤枝町のはくさん幼稚園で

白熱した戦いを繰り広げる園児たち=日進市藤枝町のはくさん幼稚園で

 日進市内の米作りを紹介する「米かるた」を使ったかるた大会が16日、同市藤枝町のはくさん幼稚園であった。年長の約30人が、かるたを作った中京大(名古屋市昭和区)の学生ら12人のサポートを受けながら熱戦を繰り広げた。(平木友見子)

■中京大生が読み札、名学芸大生が絵札制作

 「米かるた」は昨年、遊びながら日進市の米作りについて知ってもらおうと、地域政策や地域活性化などを研究する同大総合政策学部の今井良幸ゼミで学ぶ学生たちが企画。同市農政課やJAあいち尾東などでインタビューをし、読み札を作った。絵札は名古屋学芸大デザイン学科の学生有志が担当した。

 園児たちは5グループに分かれ、白熱したチーム戦を展開。学生が「ぷちぷちでおいしい玄米は白くなる前のお米だよ」といった読み札を読み上げると、見つけた絵札に駆け寄り、取った札を高く掲げて喜んだ。計8枚の札を取って優勝したチームの園児(6つ)は「見つけるのがすごく楽しかった」、園児(5つ)は「かるたはもともと大好き。優勝できてうれしい」と笑顔で話した。

 元気いっぱいに遊ぶ様子に、同ゼミの若宮楓さん(20)=3年=は「幼稚園でやるのは初めて。盛り上がって、楽しみながら米作りを学習してくれてよかった」、野田愛央衣さん(21)は「子どものパワーに圧倒されたが、一緒に楽しめてうれしかった」と話していた。

 米かるたを使った大会は来月1日、にっしん図書館サポーターズ主催で、市民会館での「にっしんわいわいフェスティバル」でも開かれる。

(2023年6月20日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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