愛知大学野球春季リーグでの優勝を報告した中部大硬式野球部の（左から）原義彦コーチ、広田陽斗副主将、佐野主将、大西菖瑚主務、堀田監督＝中日新聞社で

■春季Ｌ１部、本社来訪

　愛知大学野球春季リーグ（中日新聞社後援）１部を制した中部大の堀田崇夫監督、佐野大陽主将らが１日、中日新聞社を訪れ、１１季ぶりの優勝を報告した。

　戦績は９勝２敗。４試合で２桁得点を記録するなど切れ目のない打線が力を発揮した。エース水谷健吾投手がけがで出遅れたが、１、２年生を中心とした投手陣が好投。５月からは水谷投手も復帰し、４連勝で頂点へ上った。堀田監督は「互いに高め合い、けが人の離脱もカバーして勝ち上がれたのは大きかった」と振り返った。

　５日に開幕する全日本大学野球選手権に出場し、６日に東京ドームで九州産業大との初戦に挑む。佐野主将は「リーグ戦で勝つたびに、チームが強くなったと感じている。日本一を目指して、全国でも１つ１つ勝っていきたい」と意気込んだ。

（2023年6月2日　中日新聞朝刊県内総合版より）