春季リーグで優勝した硬式野球部とハンドボール部の選手ら＝春日井市松本町の中部大で

　中部大（春日井市松本町）の硬式野球部とハンドボール部がそれぞれ春のリーグ戦で優勝し、２６日に同大で報告会があった。

　野球部は「愛知大学野球連盟　春季リーグ戦」で６年ぶり４回目の優勝。６月５日から神宮球場と東京ドームで開かれる「全日本大学野球選手権大会」への出場権を得た。

　ハンドボール部は、東海学生ハンドボールリーグ戦で５年ぶり３５回目の優勝を決め、８月８日から豊田市での西日本学生選手権大会に、４３年連続で出場する。

　報告会では両部の部員約５０人が、音楽演奏の中、大きな拍手に包まれて登場。野球部の佐野大陽主将（４年）は「個人として、チームとして力を高め、明確なチームカラーを築けた。全日本大会では中部大生ということに誇りと責任を持って戦う」とあいさつ。

　ハンドボール部の谷前知優キャプテン（同）は「リーグ戦で９戦全勝できたことはうれしいが、結果に満足せず、西日本大会に向けて頑張りたい」と決意を語った。チアリーダー部のパフォーマンスもあり、優勝に花を添えた。（磯嶋康平）

（2023年5月27日　中日新聞朝刊近郊版より）