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お知らせ  2023.05.31

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国内最大級の日本画陶板 名古屋の久世さん作 愛知淑徳大で除幕

久世さんの「蒼穹の風」=長久手市片平の愛知淑徳大で

久世さんの「蒼穹の風」=長久手市片平の愛知淑徳大で

■かけがえのない時 青く雄大に

 長久手市片平の愛知淑徳大の新1号棟で30日、外壁としては日本最大級となる日本画陶板の除幕式があった。縦12.9メートル、横10メートルで、名古屋市在住の日本画家、久世直幸さんが原画を描いた。2025年の愛知淑徳学園創立120周年を記念するもので、来賓や学生約50人が見守った。

 「蒼穹(そうきゅう)の風」と題する作品は、さわやかな青色を基調に、雄大な風景を表現。大塚オーミ陶業(大阪市)が、久世さんの原画を基に制作した。除幕式で、久世さんは「この陶板画とともに、大学でかけがえのない時間を過ごしてもらえれば」とあいさつした。

 新1号棟内の多目的ホールには、25年の同大創立50周年を記念し、日本画家の芝康弘さんが原画を手がけた陶板画「君に読む未来」も設置された。縦3.1メートル、横4.1メートルで、木陰で絵本の読み聞かせに聞き入る子どもたちが描かれている。芝さんは「レタッチ(加筆・修正)を繰り返し、空気感や温度感が感じられるようになった」と喜んでいた。(伊藤ちさと)

(2023年5月31日 中日新聞朝刊県内版より)

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