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学生活動 2023.05.29
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道の駅 アートで彩ろう 金沢5大学 百万石文化祭で催し
■初会合 計画発表や意見交換
今秋県内で開催される「いしかわ百万石文化祭2023」の一事業「道の駅学生アートプロジェクト」のキックオフミーティングが27日、金沢市広坂2のしいのき迎賓館であった。市内5大学の学生らが道の駅を彩るアート作品について計画を説明し、意見交換した。 (古谷祥子)
学生らはそれぞれ地域の魅力を伝えるアート作品を作り、文化祭期間中に県内6カ所の道の駅に展示。県民や観光客に訪れてもらう場所を目指す。この日は、各大学から約50人が参加した。
各施設を担当する学生が、順に構想を発表した。金沢工業大建築学科のグループは、輪島市の「千枚田ポケットパーク」にびょうぶ型のオブジェを展示する。里山、里海、棚田の3方向の景観を楽しむ場所として、アーチ形の構造にベンチを配し「一つの作品で、いろいろな空間体験ができるアートにしたい」と語った。
金沢美術工芸大彫刻専攻修士1年の石島基輝さんは昨年度、羽咋市の「のと千里浜」の足湯に宇宙人や未確認飛行物体(UFO)を模したオブジェを試験的に設置。作品が破損した反省点を踏まえ「触られることを念頭に置いて制作した方が良い」と話した。
同大の岩崎純准教授が「リサーチ力が高く、素材選びが面白い。どれも素晴らしい作品になりそうな予感」と全体を講評。学生らの交流会もあり、制作へのアイデアを出し合った。
(2023年5月29日 北陸中日新聞朝刊石川総合版より)
今秋県内で開催される「いしかわ百万石文化祭2023」の一事業「道の駅学生アートプロジェクト」のキックオフミーティングが27日、金沢市広坂2のしいのき迎賓館であった。市内5大学の学生らが道の駅を彩るアート作品について計画を説明し、意見交換した。 (古谷祥子)
学生らはそれぞれ地域の魅力を伝えるアート作品を作り、文化祭期間中に県内6カ所の道の駅に展示。県民や観光客に訪れてもらう場所を目指す。この日は、各大学から約50人が参加した。
各施設を担当する学生が、順に構想を発表した。金沢工業大建築学科のグループは、輪島市の「千枚田ポケットパーク」にびょうぶ型のオブジェを展示する。里山、里海、棚田の3方向の景観を楽しむ場所として、アーチ形の構造にベンチを配し「一つの作品で、いろいろな空間体験ができるアートにしたい」と語った。
金沢美術工芸大彫刻専攻修士1年の石島基輝さんは昨年度、羽咋市の「のと千里浜」の足湯に宇宙人や未確認飛行物体(UFO)を模したオブジェを試験的に設置。作品が破損した反省点を踏まえ「触られることを念頭に置いて制作した方が良い」と話した。
同大の岩崎純准教授が「リサーチ力が高く、素材選びが面白い。どれも素晴らしい作品になりそうな予感」と全体を講評。学生らの交流会もあり、制作へのアイデアを出し合った。
(2023年5月29日 北陸中日新聞朝刊石川総合版より)