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学生活動 2022.12.20
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ごみ減量 まず分別から 豊明 桜花学園大生が挑戦
本年度までの4年間で「家庭から出る燃えるごみ20%減」を目標に挙げる豊明市は、桜花学園大(同市栄町)の学生たちと新しい視点でごみ減量にアプローチするためのワークショップを開いている。市内のごみや資源収集運搬の委託を受ける「中西」(同)、「トヨアケユニティ」(同)も協力。初日の15日は「中西」でごみの仕分けなどを体験した。
市では10月から、プラスチック容器包装とプラごみの一括回収を始めた。参加した学生15人は、この日に家庭から回収されたプラごみの袋を開け、「プラマーク」の付いたプラ製容器包装とプラごみ、誤って混入していたペットボトルや可燃ごみなど14種類の分別に挑戦。プラごみや瓶をリサイクルするための中間処理工場を回り、ベルトコンベヤーで流れてくるごみを手作業で分別する様子も見学した。
3年の菱田帆乃香さん(21)は「スプレー缶の中身が残っていると、穴開けの時にとても大変なことを知った」、4年の須浪梨乃さん(22)は「ごみの分別を体験し、各家庭でやれば簡単なのにと感じた。できることをやってからごみを出そうと思った」と話した。
中西の井上真さん(50)は「工場ににおいがあるのは、中身が入ったごみがあるから。ぜひ中身のない状態で出してほしい」と呼びかけた。学生たちはこの経験を生かし、22日のワークショップでごみ減量策を考える。(平木友見子)
(2022年12月20日 中日新聞朝刊なごや東版より)
市では10月から、プラスチック容器包装とプラごみの一括回収を始めた。参加した学生15人は、この日に家庭から回収されたプラごみの袋を開け、「プラマーク」の付いたプラ製容器包装とプラごみ、誤って混入していたペットボトルや可燃ごみなど14種類の分別に挑戦。プラごみや瓶をリサイクルするための中間処理工場を回り、ベルトコンベヤーで流れてくるごみを手作業で分別する様子も見学した。
3年の菱田帆乃香さん(21)は「スプレー缶の中身が残っていると、穴開けの時にとても大変なことを知った」、4年の須浪梨乃さん(22)は「ごみの分別を体験し、各家庭でやれば簡単なのにと感じた。できることをやってからごみを出そうと思った」と話した。
中西の井上真さん(50)は「工場ににおいがあるのは、中身が入ったごみがあるから。ぜひ中身のない状態で出してほしい」と呼びかけた。学生たちはこの経験を生かし、22日のワークショップでごみ減量策を考える。(平木友見子)
(2022年12月20日 中日新聞朝刊なごや東版より)