千種区の椙山女学園大で１４日、「マスメディア論」を受講する学生らが中日新聞電子版の活用法を学んだ。紙の新聞と電子版の特徴を比べるなどして新聞への理解を深めた。

　市内の中日新聞販売店の若手店主らでつくる「名古屋中日青年会」の沢田大武さん（４２）らが登壇し、新聞の読み方や電子版の記事検索機能などを紹介。朝刊一部に３００本以上の記事が掲載されているとして「新聞にはたくさんの人の物語が載っている。他の人の視点を知るのは社会に出てから重要になる」と語った。

　授業には２～４年生の７０人が事前に電子版を体験利用して出席。講義を担当する脇田泰子教授は「求める情報によって紙と電子版を使い分けることを学んでもらえれば」と話した。

（2022年12月15日　中日新聞朝刊市民版より）