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スポーツ  2022.12.13

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東海学生駅伝 名城大 16連覇 女子 名大2位 男子

優勝し、笑顔で記念写真に納まる名城大の選手たち=愛知・半田運動公園陸上競技場で

優勝し、笑顔で記念写真に納まる名城大の選手たち=愛知・半田運動公園陸上競技場で

 第84回東海学生駅伝対校選手権大会と、第16回東海学生女子駅伝対校選手権大会(東海学生陸上競技連盟、中日新聞社主催)が11日、知多半島であった。県勢では、女子で名城大が優勝し、初回大会からの連覇の記録を16に伸ばした。男子は名古屋大が前年4位から2位に順位を上げた。

 名城大は1区柳楽あずみ(1年)、2区石松愛朱加(同)、3区原田紗希(同)、4区荒井優奈(4年)、5区小林成美(同)の全5選手が区間賞を獲得。圧倒的な走りを見せ、他チームを寄せ付けなかった。

 名古屋大はレース中盤以降に追い上げ。アンカーの森川陽之選手(修士1年)が区間賞の走りで、愛知工業大を抜き、2位でゴールした。森川選手は「優勝を狙っていたので悔しい。来年の全日本大学駅伝に出られるよう、これから練習を重ねていきたい」と振り返った。

■全5区で区間賞

 女子では初回大会から無敗を誇る名城大。「優勝は絶対逃せなかった。うれしさよりも、ほっとした気持ちが大きい」。先頭でゴールテープを切った主将小林成美選手(22)は、プレッシャーから解放されると、安堵(あんど)の表情を見せた。

 10月には全日本大学女子駅伝で史上初の6連覇を達成。勢いに乗るチームは、今大会でも全5区で区間賞を獲得する圧倒的な走りを見せたが、慢心はない。

 今大会の目標はオープン参加した名城大Bと1、2位で終えることだった。だが、名城大Bは2位中京学院大(岐阜)に次ぐ3位でのゴール。「まだまだ全体の底上げができていないと痛感した。自分ももっと走れたはず」。反省の言葉が続いた。

 年末の大舞台、全日本大学女子選抜駅伝競走(富士山女子駅伝)=静岡県=に向け、気持ちを切り替える。「1年生が良い走りをするなど、手応えはあった。全員がベストパフォーマンスを出せるように、調整していきたい」。常勝軍団は走り続ける。(三宅駿平)

◇東海学生駅伝

【チーム成績】
(1)皇学館大3時間17分2秒
(2)名古屋大3時間18分22秒
(3)愛知工業大3時間18分33秒
(4)岐阜協立大3時間21分49秒
(5)中京大3時間23分30秒
(6)三重大3時間28分31秒

【区間賞】
▽1区 柴田龍一(皇学館大)25分54秒
▽2区 小渕稜央(岐阜大)31分40秒
▽3区 吉田椋哉(愛知工業大)24分58秒
▽4区 宮本康希(皇学館大)26分7秒
▽5区 渡辺大誠(愛知工業大)32分22秒
▽6区 花井秀輔(皇学館大)16分42秒=区間タイ
▽7区 森川陽之(名古屋大)37分11秒

◇東海学生女子駅伝

【チーム成績】
(1)名城大1時間29分21秒
(2)中京学院大1時間32分47秒
(3)日本福祉大1時間36分54秒
(4)中京大1時間38分58秒
(5)静岡大1時間39分30秒
(6)東海学園大1時間45分54秒

【区間賞】
▽1区 柳楽あずみ(名城大)11分37秒
▽2区 石松愛朱加(同)13分27秒
▽3区 原田紗希(同)19分23秒
▽4区 荒井優奈(同)16分37秒
▽5区 小林成美(同)28分17秒

(2022年12月13日 中日新聞朝刊13面より)

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