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学生活動 2022.09.14
マイナカード交付率向上目指し知恵絞る 豊明市 桜花学園大でワークショップ
マイナンバーカードの交付率向上を目指し、豊明市は先月25日と今月8日の2回、市職員と大学生がともに知恵を絞るワークショップを桜花学園大(同市)で開いた。国は本年度末までに交付率100%を目指しているが、市内は8月末現在で45%と国や県の平均より低い。特に若者の申し込みが少ないため、市が同大に依頼した。
同大と名古屋短大の学生でつくるボランティア団体「ローターアクトクラブ」の延べ23人と市職員3人が参加。学生の大半は「普段テレビを見ない」と言い、マイナカードをPRするCMを知らなかった。元プロ野球選手の松坂大輔さんらが出ているCMを見ても「出演者が誰かぴんと来ず印象に残らない」など世代間格差を感じさせる声のほか、「何にカードを使えるか分からない」「カードがかわいくない」という意見もあった。
若者の交付率向上に向けては、交流サイト(SNS)を活用したPRや、全世代に人気のアニメなどとのコラボレーション、マイナポイントが使えるデジタルカタログの作成などの案が出た。同大2年の小沢若菜さん(19)は「これらが実現したらみんな持つと思う。施設にいる祖母は、作るのも更新も自分では難しいので、そういうところも考えてほしい」と話した。(平木友見子)
(2022年9月14日 中日新聞朝刊なごや東版より)
同大と名古屋短大の学生でつくるボランティア団体「ローターアクトクラブ」の延べ23人と市職員3人が参加。学生の大半は「普段テレビを見ない」と言い、マイナカードをPRするCMを知らなかった。元プロ野球選手の松坂大輔さんらが出ているCMを見ても「出演者が誰かぴんと来ず印象に残らない」など世代間格差を感じさせる声のほか、「何にカードを使えるか分からない」「カードがかわいくない」という意見もあった。
若者の交付率向上に向けては、交流サイト(SNS)を活用したPRや、全世代に人気のアニメなどとのコラボレーション、マイナポイントが使えるデジタルカタログの作成などの案が出た。同大2年の小沢若菜さん(19)は「これらが実現したらみんな持つと思う。施設にいる祖母は、作るのも更新も自分では難しいので、そういうところも考えてほしい」と話した。(平木友見子)
(2022年9月14日 中日新聞朝刊なごや東版より)