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中日新聞掲載の大学記事

お知らせ  2022.08.11

学術交流で連携協定へ 中部学院大とインドネシア教育大

友好の印に関のはさみを受け取るアヨ局長(右から2人目)ら=関市桐ケ丘の中部学院大で

友好の印に関のはさみを受け取るアヨ局長(右から2人目)ら=関市桐ケ丘の中部学院大で

■娯楽プログラム開発など柱に

 インドネシア教育大のアヨ・スナリョ文化技術実行局長ら一行が10日、中部学院大(関市桐ケ丘)を訪問し、同大関係者らから歓迎を受けた。インドネシア教育大と中部学院大、同短大部は12日にインドネシア大使館(東京)で学術交流の連携協定を結ぶ。

 中部学院大では6月、インドネシアの伝統楽器「アンクルン」のワークショップを開いた。これをきっかけに大使館との接点が生まれ、アンクルンをはじめダンスや音楽のグループ「カブミ」を持つインドネシア教育大と接近。学生や教職員の交流のほかに、アンクルンを生かした娯楽プログラムの開発などを柱に連携協定を結ぶことになった。

 歓迎セレモニーでは、大学の江馬諭学長と短大部の片桐史恵学長がアヨ局長らに関産のはさみを贈呈。パイプオルガンやピアノデュオの演奏で歓迎した。

 江馬学長は「大学同士だけでなく、日本とインドネシアの架け橋になれば」と期待。アヨ局長は「すごく感謝している。将来にわたって仲良くやっていきたい」と述べた。

 インドネシア教育大はジャワ島バンドン市にある国立大で学生数は約3万4000人。同国内でトップ5の有力校として知られる。協定の調印式は駐日大使が立ち会って開かれる予定。(秋田耕平)

(2022年8月11日 中日新聞朝刊中濃版より)

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