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お知らせ  2022.07.19

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スイーツ工房併設 南山大に学食開店 コロナで運営苦境 学生も奔走

開店した「スイーツマジックラボ」に並ぶ学生ら=昭和区の南山大で

開店した「スイーツマジックラボ」に並ぶ学生ら=昭和区の南山大で

 スイーツの工房を併設した学生食堂「スイーツマジックラボ」が18日、昭和区の南山大にオープンした。学生が立ち上げた会社が、交流サイト(SNS)で学食の魅力を発信するなど、地域住民にも親しまれる食堂を目指す。

 同大C棟1階にできた学食は約400平方メートルに、約200席がある。ハンバーグやチキングリルなどの通常メニューに加えて、日替わりメニューも味わえる。価格は600~1000円ほど。

 同大では新型コロナウイルス禍でオンライン授業が増えて、学食の運営が厳しくなり2020年に以前の業者が撤退した。

 在学中に就業体験仲介会社「好生館プロジェクト」(中区)を立ち上げた人文学部4年の横井優樹さん(22)が橋渡し役となり、市内で飲食店などを手がける「柳橋総合開発」(中村区)が新たに出店することになった。

 同社グループには高級プリンの製造販売会社「スイーツマジック」(東区)があり、準備が整った今秋以降、併設の工房で作るスイーツを直売して、学生だけでなく、周辺の地域住民にもアピールしていく。

 横井さんの会社も、学生や地域住民に学食を紹介する広報活動を通じて、学食を盛り上げる。横井さんは「コロナ禍で学食がなくなり寂しかった。学食が地域と大学をつなぐ懸け橋になってほしい」と期待を込めた。

 学食の営業時間は月曜-土曜日の午前11時~午後5時。 (土屋晴康)

(2022年7月19日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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