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学生活動 2022.04.12
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学生目線 渥美線推し動画 愛大「豊鉄部」制作 サイトに掲載
豊橋鉄道渥美線の隠れた魅力をPRするため、愛知大文学部メディア芸術専攻の学生らでつくる「豊鉄部」が、2本のPR動画を制作し、豊鉄の公式サイトに掲載された。学生目線で考えた10項目の「推しポイント」などをまとめ、本格的な機材で撮影や編集に挑戦。学生は「普段乗車するだけでは気づかない、渥美線の良さに目を向けるきっかけになってほしい」と期待している。(牧原広幸)
動画は約3分間の「渥美線推しポイント10連発」と約1分間の「地域の足を支える公共交通」。10連発の動画は、沿線や車内の映像とともに「歴史がある」「華やかな見た目」「時刻表がわかりやすい」などと豊鉄をアピールし、「つり革が低い」と通学で利用する学生が気付いたマニアックな視点も盛り込んだ。もう1つの動画は、車両の点検や清掃などを担う裏方にスポットを当てた。
文学部の入る豊橋キャンパス(豊橋市町畑町)のすぐ近くに愛知大学前駅があり、学生にとって渥美線は身近な存在。愛大は昨年7月に地域活性化を目的に豊鉄と連携協定を締結した。これに先立ち、上田謙太郎准教授と学生有志5人で結成された「豊鉄部」が昨年5月に動画制作をスタートさせた。
構成台本、絵コンテなどを自ら手掛け、撮影にはミラーレス一眼カメラのほか、ドローンなども使った。豊鉄社員らへのヒアリングを重ね、2本の動画が完成。昨年11月に小笠原敏彦社長らの前でプレゼンテーションすると、サイト掲載へのゴーサインが出た。学生たちは普段、映像制作や音響、照明、身体表現などを学んでいる。だが新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、オンライン授業の期間が長く、撮影する機会は少なかった。4年生の滝川真央さんは「機材を触ることがなかなかできなかったので、すごく面白い経験だった」と振り返った。
上田准教授は「学生ならではの視点を生かした、斬新で温かみのある作品になった」と自信を抱いており、豊鉄の担当者も「私たちが驚く着眼点があった。多くの人に動画を見てもらい、渥美線に親しんでほしい」と話した。2本の動画はともに同社公式サイトのトップページから視聴できる。
(2022年4月12日 中日新聞朝刊東三河版より)
動画は約3分間の「渥美線推しポイント10連発」と約1分間の「地域の足を支える公共交通」。10連発の動画は、沿線や車内の映像とともに「歴史がある」「華やかな見た目」「時刻表がわかりやすい」などと豊鉄をアピールし、「つり革が低い」と通学で利用する学生が気付いたマニアックな視点も盛り込んだ。もう1つの動画は、車両の点検や清掃などを担う裏方にスポットを当てた。
文学部の入る豊橋キャンパス(豊橋市町畑町)のすぐ近くに愛知大学前駅があり、学生にとって渥美線は身近な存在。愛大は昨年7月に地域活性化を目的に豊鉄と連携協定を締結した。これに先立ち、上田謙太郎准教授と学生有志5人で結成された「豊鉄部」が昨年5月に動画制作をスタートさせた。
構成台本、絵コンテなどを自ら手掛け、撮影にはミラーレス一眼カメラのほか、ドローンなども使った。豊鉄社員らへのヒアリングを重ね、2本の動画が完成。昨年11月に小笠原敏彦社長らの前でプレゼンテーションすると、サイト掲載へのゴーサインが出た。学生たちは普段、映像制作や音響、照明、身体表現などを学んでいる。だが新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、オンライン授業の期間が長く、撮影する機会は少なかった。4年生の滝川真央さんは「機材を触ることがなかなかできなかったので、すごく面白い経験だった」と振り返った。
上田准教授は「学生ならではの視点を生かした、斬新で温かみのある作品になった」と自信を抱いており、豊鉄の担当者も「私たちが驚く着眼点があった。多くの人に動画を見てもらい、渥美線に親しんでほしい」と話した。2本の動画はともに同社公式サイトのトップページから視聴できる。
(2022年4月12日 中日新聞朝刊東三河版より)