進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て

中日新聞掲載の大学記事

2010.07.18

女子大生が展示作業 こども絵画コンクール きょうから古川美術館

 東海3県の3歳から小学生までの作品が並ぶ「こども絵画コンクール ぼく・わたしの夢」が18、19日に千種区の古川美術館で開かれる。展示作業は、県内の学芸員を目指す女子大生らが担当。将来の夢を描いた子どもたちの作品を、夢に近づきつつある女子大生らが丁寧に飾った。

 コンクールは美術館を身近に感じ、足を運ぶ機会にしてもらおうと毎年テーマを設けて開き、今回で14回目。愛知、岐阜、三重から1023点の応募があった。普段は巨匠らの作品が並ぶスペースに、入賞作品120点を展示。話題となったサッカー選手や宇宙飛行士などを描いた伸び伸びとした絵が並ぶ。

 展示作業は、学芸員資格を取得する授業の一環で実施。名古屋芸術大、金城学院大、県立芸術大、愛知淑徳大の4年生や大学院生ら計9人が取り組んだ。

 女子大生らは「子どもの目線に合わせて展示することを知り、勉強になった」「美術館はライトなど備品も本格的。めったにない機会で楽しかった」などと感想を話していた。

 午前10時〜午後5時。期間中は、分館の為三郎記念館も含め入館料は無料だが、展示はコンクールの作品が中心。おもちゃ病院の来場や工作ひろば、美人画の塗り絵などもある。(問)古川美術館=電(763)1991 (発知恵理子)

(2010年7月18日 中日新聞朝刊17面より)
  • X

戻る < 一覧に戻る > 次へ