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お知らせ 2026.03.25
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市民オペラ 6回目公演始動 豊橋で28年5月

協定を結んだ鈴木委員長(前列右)や清水学長(前列左)ら関係者=豊橋市役所で
豊橋市を中心に芸術のプロではない一般市民が出演、制作に携わる「三河市民オペラ」の5年ぶりの公演が、2028年5月6、7両日に同市で開かれることになった。また主催する制作委員会は、名古屋音楽大(名古屋市)と協定を締結。音楽の世界を志す学生に学びの場を提供するとともに、地域の文化芸術振興に向けて協力してもらう。(小山豪)
三河市民オペラは06年の豊橋市市制施行100周年を機に始まった。6回目となる次回公演ではイタリアの作曲家ドニゼッティによる「ランメルモールのルチア」を上演する。スコットランドで実際にあった事件を基に、結ばれない男女の悲劇を描いた作品。
プロが主要な役を担いつつ、一般市民も「三河市民オペラ合唱団」として舞台に立つ。今後、出演者を公募する方針だ。制作委の鈴木伊能勢委員長(80)=豊橋三菱ふそう自動車販売会長=は「オペラの最後にみんなが立ち上がって拍手してくれる姿を見たい。そしてその体験をしてほしい」と語る。
上演までは、約2年がかりの準備が続く。この過程自体を教育に生かそうと、過去の公演で協力を得た名古屋音楽大と協定を結ぶことになった。18日、鈴木委員長と協定書を交わした同大の清水皇樹学長は「学生たちの学びの充実や地域社会への貢献となる。この上ない貴重な機会」と話した。
制作委は、公演に向け盛り上げていこうと、事前イベントを数多く催す。まずは、テノール歌手笛田博昭さんのリサイタルを6月12日午後6時半から、豊橋市西小田原町の穂の国とよはし芸術劇場PLATで開く。チケットは28日から、プラットチケットセンター=0532(39)3090=などで扱う。
(2026年3月25日 中日新聞朝刊東三河版より)