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イベント 2022.01.24
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作品を「落札」 個性に価値 岐阜 名学芸大生が体験イベント
自分の作品を疑似オークションにかける体験イベント「おずれさんオークション」が23日、岐阜市司町のぎふメディアコスモスであった。制作者の個性が反映された作品を他の人が選ぶことで、人との違いやずれに価値があると感じてもらおうと、名古屋学芸大の学生が企画した。
企画したのは、メディア造形学部デザイン学科3年の加藤さん(21)=岐阜市薮田中。授業で多様性を学ぶ中で「人との違いはあってしかるべきだ」と考え、「人とずれている部分」にこそ価値があると知ってもらおうと考えた。
参加者は、紙粘土で「福笑い」の部位を作り、マジックやスパンコール、毛糸などで装飾して出品。個性豊かな目や口、鼻などが並び、他の参加者が次々と「落札」をして記念撮影する姿が見られた。加藤さんは小中学生時代、教師や友人から「周りと合わせなさい」と言われた経験があると振り返り、「無理して人と合わせる必要があるのか。多様性とは何かを一人一人に考えてもらいたい。まずは人との違いを楽しんでもらえたら」と話した。(大沢悠)
(2021年1月24日 中日新聞朝刊広域岐阜版より)
企画したのは、メディア造形学部デザイン学科3年の加藤さん(21)=岐阜市薮田中。授業で多様性を学ぶ中で「人との違いはあってしかるべきだ」と考え、「人とずれている部分」にこそ価値があると知ってもらおうと考えた。
参加者は、紙粘土で「福笑い」の部位を作り、マジックやスパンコール、毛糸などで装飾して出品。個性豊かな目や口、鼻などが並び、他の参加者が次々と「落札」をして記念撮影する姿が見られた。加藤さんは小中学生時代、教師や友人から「周りと合わせなさい」と言われた経験があると振り返り、「無理して人と合わせる必要があるのか。多様性とは何かを一人一人に考えてもらいたい。まずは人との違いを楽しんでもらえたら」と話した。(大沢悠)
(2021年1月24日 中日新聞朝刊広域岐阜版より)