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イベント 2022.01.16
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コーヒー通し多世代交流 千種の大学キャンパスにサロン
地域住民と大学生がコーヒーを飲みながら交流するサロンが、千種区桜が丘の愛知淑徳大星ケ丘キャンパスで始まった。コーヒーを片手に、世代を超えた交流を図っていく。
「このコーヒーおいしいです」「良かった。おかわりもあるよ」。昨年末、星ケ丘キャンパスの一角にあるテーブルを囲んで、学生や地域のお年寄りが、学生生活やコーヒーのいれ方などについて会話を楽しんでいた。学生たちは代わる代わる輪に加わり、参加者は延べ約40人となった。
サロンは区社会福祉協議会と同大が多世代の交流を図ろうと企画。お年寄りにとっては外に出て会話することで健康維持につながり、学生にはさまざまな地域の住民と交流することで学びを深める機会となる。
コーヒーは、同区の高齢者サロンなどでコーヒーを振る舞うボランティア団体「あじさい」が担当。メンバーが、ひいたばかりの豆に含まれる二酸化炭素を抜くためにじっくり蒸らし、お湯を注ぐと、良い香りが会場に広がった。
「自分たちが知らない昔の話を聞くことができる。コーヒーも飲みやすくておいしい」と同大大学院1年の家頭朋伽さん(23)。あじさいの清水正義会長(78)は「新型コロナウイルス感染症のために1年間活動ができていなかった。僕らの年代は家に引きこもる人も多いので、多くの人に出てきてもらいたい」と話した。
サロンは3月以降、月1回開かれる予定。(問)千種区社会福祉協議会=052(763)1531
(土屋晴康)
(2022年1月16日 中日新聞朝刊市民版より)
「このコーヒーおいしいです」「良かった。おかわりもあるよ」。昨年末、星ケ丘キャンパスの一角にあるテーブルを囲んで、学生や地域のお年寄りが、学生生活やコーヒーのいれ方などについて会話を楽しんでいた。学生たちは代わる代わる輪に加わり、参加者は延べ約40人となった。
サロンは区社会福祉協議会と同大が多世代の交流を図ろうと企画。お年寄りにとっては外に出て会話することで健康維持につながり、学生にはさまざまな地域の住民と交流することで学びを深める機会となる。
コーヒーは、同区の高齢者サロンなどでコーヒーを振る舞うボランティア団体「あじさい」が担当。メンバーが、ひいたばかりの豆に含まれる二酸化炭素を抜くためにじっくり蒸らし、お湯を注ぐと、良い香りが会場に広がった。
「自分たちが知らない昔の話を聞くことができる。コーヒーも飲みやすくておいしい」と同大大学院1年の家頭朋伽さん(23)。あじさいの清水正義会長(78)は「新型コロナウイルス感染症のために1年間活動ができていなかった。僕らの年代は家に引きこもる人も多いので、多くの人に出てきてもらいたい」と話した。
サロンは3月以降、月1回開かれる予定。(問)千種区社会福祉協議会=052(763)1531
(土屋晴康)
(2022年1月16日 中日新聞朝刊市民版より)