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学生活動  イベント  2021.11.26

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企業と学生 SDGsで結ぶ 愛知文教女子短大生 運営担う

イベントに向けて準備を進める学生たち=稲沢市稲葉2の愛知文教女子短大で

イベントに向けて準備を進める学生たち=稲沢市稲葉2の愛知文教女子短大で

 国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)をテーマに、企業と学生をつなぐ就活イベントが12月12日、稲沢市の豊田合成記念体育館(エントリオ)で開かれる。主体となったのは同市の愛知文教女子短大生活文化学科の1年生5人。SDGsへの社会的な関心の高まりを受け、「良い企業や人材を見つけ、稲沢の地域活性化につながってほしい」と期待している。(牧野良実)

■稲沢で来月就活イベント

 イベント名は「SDGs×地元企業×学生~稲沢の企業を大発見~」で、SDGsに沿った取り組みをする企業と、関心を持つ学生に参加を募る。学生主体の同様のイベントは各地で開かれているが、西尾張地域では初めてという。

 学生たちはSDGs就活などに取り組む一般社団法人「SDGs design」(半田市)や企業に助言を受け、準備を進めてきた。運営は5人が全て手掛け、企画書を自分たちで作成。稲沢商工会議所などの協力も得て、市内の企業を中心に出展を依頼した。これまでに、外国人の積極採用や環境に配慮した住み続けられるまちづくりなどを理念に掲げる建設業や金属加工業など5つの企業や官公庁が参加を決めた。学生側には会員制交流サイト(SNS)の活用や、近隣の大学、商業施設などへのチラシ掲示で参加を呼び掛けた。

 当日は、カードゲームを通じて企業と学生が一緒にSDGsについて学ぶ。学生はその後、興味のある企業のブースを回り、会社の概要や取り組みを聞く。

 5人は今回の企画で、SDGsへの認識は、企業や学生の中でも温度差があると感じたという。メンバーの川端優里さん(19)は「自分たちの暮らしにとって大切なSDGsについて、より深く考える機会になってほしい」と期待した。

 イベントは午後1~5時。参加費は出展企業が2000円、学生は無料。参加を希望する企業は11月末までに稲沢商工会議所へファクス=0587(23)6200、学生は12月8日までに申し込みフォームから申し込む。定員50人で途中入退場はできない。(問)同短大(奥村智子准教授)=0587(32)5169

(2021年11月26日 中日新聞朝刊尾張版より)

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