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学生活動  2021.10.04

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一面に黄金の穂「感慨深い」 田植えの金沢工大生ら収穫

汗をかきながら稲を刈り取る学生たち=白山市河原山町で

汗をかきながら稲を刈り取る学生たち=白山市河原山町で

 金沢工業大や国際高等専門学校の学生ら25人が2日、白山市河原山町で、5月中旬に自分たちで田植えをしたもち米の稲刈りをした。

 同町会と学校側が、学生らに地域の人と交流しながら地域の文化や伝統に触れてもらおうと、稲作体験を企画。

 0.7ヘクタールの田んぼで、学生たちは、地元農家の人たちから「鎌を引いて4束ずつに分けて」と指導を受けながら、懸命に稲穂350キログラムを刈り取った。稲穂は天日干しにするため、鉄パイプで組んだ稲架(はさ)に掛けていった。

 昼食には、地元農家の女性らが同町の米で作った柿の葉ずしや赤飯を振る舞った。

 もち米は、金沢工大で来年1月に開かれる成人式のイベントで餅つきなどに使う予定。金沢工大3年の馬場和彦さん(21)は「田植えをしてから5カ月ほどで一面に米が育って感慨深い。貴重な経験ができてうれしい」と話した。 (青山尚樹)

(2021年10月4日 北陸中日新聞朝刊かが白山版より)

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