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学生活動  お知らせ  2021.06.27

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模擬国連英語で問題議論 名外大生が「カンボジア代表」に

JUEMUNに「カンボジア代表」として参加する加藤さん(左)と青木さん=日進市の名古屋外大で

JUEMUNに「カンボジア代表」として参加する加藤さん(左)と青木さん=日進市の名古屋外大で

 大学生が各国代表となり、英語で本物の国連さながらに議論する「日本大学英語模擬国連(JUEMUN)」が25~27日、オンライン上で開かれている。中部地方からは、名古屋外大(日進市)の2人が唯一、「カンボジア代表」として参加している。

 模擬国連は1920年代に米ハーバード大で始まり、JUEMUNは10年ほど前からスタート。現在は神戸市外大と京都外大が主催し、今年は国内外の12大学約150人が参加している。

 テーマは「持続可能な環境のための適切な開発」。名古屋外大の大学院生加藤すばるさん(23)は観光業による振興、3年青木寧々さん(20)はインフラ改革と経済支援の観点から、それぞれ約2カ月間、カンボジアを調査。青木さんは「整備後のインフラ管理に必要な人材不足が問題。その理由や背景を知るため、歴史や政治、経済情勢などを多角的に調べた」という。

 各会議や委員会の討議で目指すのは、自国だけでなく全体にとっても有益になる報告書の作成。加藤さんは「みんなを納得させる交渉は大変だが、観光地だけでなく農村部の伝統芸術を使った観光業を提案したい」と話していた。

 2人を指導する世界共生学科の浜嶋聡教授は「自分の意見を論理的に理解して交渉できる能力や人前で説得できる意見が言える能力を身に付けてほしい」と期待を寄せた。 (平木友見子)

(2021年6月27日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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