協定を締結した小野田市長（左）と後藤学長＝みよし市役所で

　みよし市と愛知工業大（豊田市）は１５日、地域の産業振興や環境保全、教育など幅広い分野で協力する包括連携協定を締結した。

　当面は、二酸化炭素（ＣＯ２）の実質排出量ゼロを目指すゼロカーボンなどの政策決定で、同大の知見や研究成果を活用するという。

　市役所で行われた締結式には小野田賢治市長と後藤泰之学長が出席。小野田市長は「持続可能な地域づくりのためには産官学の連携が必要。協定を機によりよい社会を築くことができれば」と期待した。

　市が大学と同様の協定を締結するのは、市内にキャンパスがある東海学園大、刈谷市の愛知教育大に続いて３例目。

（2021年6月17日　中日新聞朝刊豊田版より）