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お知らせ 2021.05.25
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災害避難所での母親の工夫学ぶ 長久手の市民団体 愛知医大と座談会
災害時の避難所で、母親たちが子どもや高齢者を守るために実践した工夫を学ぶ「みんなではじめよう!おやこ防災座談会」が24日、オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」で開かれた。(西川侑里)
防災に関わる長久手市の市民団体「子づれ備災クラブ」が、市内や近郊の母親たちからの要望を受けて初めて企画した。市内の母親ら約20人が、講演に耳を傾けた。
講師は、同市の愛知医科大看護学部看護実践研究センター地域連携・支援部門のスタッフで、元看護師の森莉那さんと元保健師の二村純子さん。同学部教員は、東日本大震災や熊本地震後に現地に設けられた避難所で活動実績があり、2人は経験談を聞き同大の大学祭で防災セミナーを開いている。
森さんらは、避難所での取り組みの例として「母親らが自主的に、乳幼児や妊婦用の部屋を別に設けた」「要支援者をまとめた名簿を作った」「子どもたちに自分より小さい子どもと遊ばせることで居場所をつくった」などと紹介した。また「巡回してくる看護師や保健師に頼ることも大切。子育て経験のある人もいる」と強調。日ごろから地域の母親同士で積極的にコミュニケーションを図って関係をつくるように勧めた。
(2021年5月25日 中日新聞朝刊なごや東版より)
防災に関わる長久手市の市民団体「子づれ備災クラブ」が、市内や近郊の母親たちからの要望を受けて初めて企画した。市内の母親ら約20人が、講演に耳を傾けた。
講師は、同市の愛知医科大看護学部看護実践研究センター地域連携・支援部門のスタッフで、元看護師の森莉那さんと元保健師の二村純子さん。同学部教員は、東日本大震災や熊本地震後に現地に設けられた避難所で活動実績があり、2人は経験談を聞き同大の大学祭で防災セミナーを開いている。
森さんらは、避難所での取り組みの例として「母親らが自主的に、乳幼児や妊婦用の部屋を別に設けた」「要支援者をまとめた名簿を作った」「子どもたちに自分より小さい子どもと遊ばせることで居場所をつくった」などと紹介した。また「巡回してくる看護師や保健師に頼ることも大切。子育て経験のある人もいる」と強調。日ごろから地域の母親同士で積極的にコミュニケーションを図って関係をつくるように勧めた。
(2021年5月25日 中日新聞朝刊なごや東版より)