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お知らせ  2021.02.25

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リンゴやコロナ禍… 独自の感性を作品に 県芸大で卒展

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 長久手市の愛知県立芸術大で「卒業・修了制作展-木木木(もり)の卒展」が開かれている。今春卒業の日本画、彫刻、デザイン、陶磁など6専攻・領域の学生約130人の集大成となる個性的な作品が、キャンパス内各所で見られる。

 陶磁専攻の渡辺泰成さんは2作を出展。白い半磁器でリンゴの形を作り、赤や紫、黄の線で色づけした作品では「体内でビタミンCを増やす不思議な栄養機能や、毒リンゴに例えられるかわいらしいだけでないイメージを表した」という。

 彫刻領域の大学院生川角大和さんは、こたつに、青く塗った繊維強化プラスチック(FRP)の塊を載せた高さ3メートルの作品。コロナ禍で既存の価値観が揺らぐ瞬間を表現したという。

 展示は、28日まで。午前10時から午後5時。作品はオンラインでも公開している(大学ホームページを参照)。

(2021年2月25日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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