県立大の第３回国際セミナー「２０２０年の世界情勢　新型コロナと世界」が２９日午後１時から３時まで、ビデオ会議アプリ「Ｚｏｏｍ（ズーム）」によるウェブ配信方式で実施される。

　新型コロナウイルスの影響を踏まえて今後の世界情勢を展望する。県公立大学法人の鮎京正訓理事長が「東南アジア法の現在」をテーマに報告するのをはじめ、「ＥＵ離脱後のイギリスと『グローバル・ブリテン』構想」（奥田泰広准教授）、「カタルーニャ・スペイン問題」（奥野良知教授）などの報告がある。

　外部講師として、大垣共立銀行の伊藤健太郎海外事業推進部調査役が「ベトナムの最新投資環境事情」、中日新聞の加藤直人論説委員が「香港の民主葬る強権中国」をテーマに話す。

　同大の鈴木隆准教授の司会で、講師陣との質疑応答も行われる。参加無料。事前の申し込みが必要。申し込みはウェブサイトから。http://www.bur.aichi-pu.ac.jp/renkei/。問い合わせは愛知県立大研究支援・地域連携課＝０５６１（７６）８８４３

（2020年11月5日　中日新聞朝刊県内版より）