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お知らせ 2020.10.15
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コロナ後の世界を探る 春日井中部大創立80年記念シンポ
学校法人中部大学創立80周年記念国際シンポジウム「私たちは、ポスト・コロナ時代をどう拓(ひら)くのか?」(中日新聞社共催)が14日、春日井市松本町の中部大と国内外の研究者らをビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」で結んで開催された。
中部大の飯吉厚夫理事長と野中ともよ客員教授、国際シンクタンク・ローマクラブの林良嗣日本代表によるオープニング鼎談(ていだん)の後、エルンスト・フォン・ワイツゼッカー・ローマクラブ名誉会長がビデオメッセージで最新リポートの内容を紹介した。
続いて、中部大の山本尚教授や黒田玲子特任教授、チャンドラン・ネールGIFT代表らがパネリストを務め、日本の文化や科学技術がコロナ後の世界に貢献できる可能性を探った。
参加者からは「内向的で感覚的な日本人は、新しいイノベーションを作り出せる」「支配を前提とする西欧型システムから脱却し、自然と寄り添う技術開発が必要」などと活発な議論が交わされた。コーディネーターは本紙の飯尾歩論説委員らが務めた。
最後に中部大の石原修学長が「創立者の三浦幸平が掲げた『中部大から世界へと発信する』という目標を体現したシンポジウムだった」と締めくくった。 (小林大晃)
(2020年10月15日 中日新聞朝刊県内総合版より)
中部大の飯吉厚夫理事長と野中ともよ客員教授、国際シンクタンク・ローマクラブの林良嗣日本代表によるオープニング鼎談(ていだん)の後、エルンスト・フォン・ワイツゼッカー・ローマクラブ名誉会長がビデオメッセージで最新リポートの内容を紹介した。
続いて、中部大の山本尚教授や黒田玲子特任教授、チャンドラン・ネールGIFT代表らがパネリストを務め、日本の文化や科学技術がコロナ後の世界に貢献できる可能性を探った。
参加者からは「内向的で感覚的な日本人は、新しいイノベーションを作り出せる」「支配を前提とする西欧型システムから脱却し、自然と寄り添う技術開発が必要」などと活発な議論が交わされた。コーディネーターは本紙の飯尾歩論説委員らが務めた。
最後に中部大の石原修学長が「創立者の三浦幸平が掲げた『中部大から世界へと発信する』という目標を体現したシンポジウムだった」と締めくくった。 (小林大晃)
(2020年10月15日 中日新聞朝刊県内総合版より)